新婚旅行にみんなでついていった。

第53回庚申講「SOEUL,CRAZY SOUL.」実施報告その1

top-image

東京庚申堂 > 庚申堂ラボ > 新婚旅行にみんなでついていった。

新婚旅行に同行したい

すごく仲の良い友人が、結婚することになった。式に出るのを楽しみにしていたが、式より先に、新婚旅行に行くつもりだという。じゃあ、その新婚旅行についていきたいと言ってみたら、面白いからいいよと快諾してくれた。
いや、いいよじゃないだろう。そこは断ろうよ。

金曜夜、新婚さんはソウルを目指す

9月11日。二日前にめでたく入籍した新婚さんが、成田から出発する。行き先は、ソウル。

「行ってきまーす」
「いってらっしゃーい」

そして、数時間後。無事にソウルに降り立った新婚さんを、さきほど見送った仲間たちが熱く出迎えた。

「お!?」
「新婚さんいらっしゃ~い!」

まあバレバレだとは思うけど、これは仕込み。本当は同じ飛行機に乗って、ちょっと後からゲートを出てきてもらった。

お祝いにペアルックTシャツを贈り
「新婚旅行♡御一行様」の旗を先頭にぞろぞろとホテルへ。

景福宮でお祝い

翌朝。せっかくなので昨日贈ったペアルックを新婚さんに着てもらった。二人を引き立てるため、ついていったみんなもおそろいのオリジナルTシャツを着て、ソウル観光に向かう。

背中にはハングルで「私たちは三日前結婚しました」と書いてある
いざ出発

まずはもっともポピュラーな観光地だという景福宮へ行く。たくさん人がいる場所に出てみて、意外なことが判明した。韓国は、ピンク色のシャツを着てる人がわりと多い、という事実だ。こんな色のシャツだからよほど目立つに違いない、と思って作ったが、実際はあちこちにいてさほど浮いてはいなかった。ただ、ペアルックとして着てるのは新婚さんだけだったし、背中に「結婚しました」と書かれている人も他にいない。

新婚さん……と思いきや、奥はたまたま同じ色のシャツを着てた現地のおばさん
「ねえ、みて!」と現地の娘さんたちに騒がれても新婚さんはまったく動じない
コスプレ対決!

いろんな場所でお祝い

せっかくここまでついてきて、ただ横で騒いでるだけなのもなんなので、二人の旅の思い出をサポートする。昼食時にはサプライズでケーキを用意し、またみんなでお金を出し合って民俗衣装の記念撮影もプレゼントした。

挙式前だけど、はじめての共同作業
お約束の「あーん」
お店のお客さんも祝福してくれた
新婚さんは民俗衣装に着替えて
記念撮影もみんなで!

その後もソウルの街を歩き回ったが、地下鉄の中でも明洞という繁華街でも、とにかくたくさんの笑顔がぼくらの後姿を見送ってくれた。言葉は通じないけれど、あたたかい祝福が伝わってくる。その祝福と観光をたっぷり満喫し、一日の〆として、夜は焼肉屋さんで打ち上げを行った。

新郎新婦を囲んで、乾杯
あらためて「結婚おめでとう!」

新婚さんの絵日記

以上のように、みんなで祝い、現地の方々からもたくさん祝われた新婚旅行になった。ただ、気にかかるのが新婚さんたちの感想だ。
焼肉の後、全員に旅の思い出を綴った「絵日記」を描いてもらった。注目の新婦さんの絵日記は、こんなのだった。

その日の夜、新婦が書いた絵日記
(クリックで拡大)

あ、やっぱり恥ずかしかったみたい。でも「よいおもいで」と思ってくれてよかった。ぼくらにとっても、「やっぱり結婚っていいなあ」としみじみ幸せをわかちあえた、とてもいい一日になった。

とにかく、素敵な新婚旅行に同行させてくれた新婚さんお二人に、感謝いたします。夫婦おそろいで、また一緒に遊びましょう。

末永くお幸せに♪
date:2009.09.12