〜いずれは皆の集まる大海に広がる〜
本文へジャンプ 2006年02月11日update 

 


【しずく】十二滴目

2005年08月24日降下


ご無沙汰でおま。
現在宮崎です。
今朝は最南端に地、佐多岬行ってきました。
あとは北上するのみ!
しずく通信連打します!!

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
8月11〜12日『しずく説明会 in OSAKA』
8月13日『フリマ第三戦in大阪りんくうタウン』
8月14日『フリマ第四戦in大阪南港』
8月15日『海辺でLET’S CAMP!』
 大阪〜世界遺産:姫路城〜赤穂サンビーチ泊
8月16日『さびしんぼうin尾道』

8月11〜12日『しずく説明会 in OSAKA』
この旅の大きな目的は『自分自身日本をもっと知り、日本を楽しむ』ことであるが
それと同等に『多くの仲間にしずくを知ってもらう』という事にある。
これから自分の想いの詰まったモノを創り上げていく上で自分に絶対必要なのは
この想いを具現化して頂ける協力者であり、理解者なのである。
デザイン関連の友人、資材関連の友人、素材関連の先輩、そして色んな事に助言頂ける師。
自分は今までホント、ヒトに恵まれていたと思う。前職の看板が無くなった今、
それを痛切に感じるし、感謝の念でイッパイになる。
師の言葉「背伸びはするな」「悔し涙を流せ」格好をつけるな、裸でぶち当たれ。
精一杯やって打たれて打たれてから泣け。
改めて背筋の伸びる想いと共に、強力な理解者をここでもイッパイ見つけました!

8月13日『フリマ第三戦in大阪りんくうタウン』
 大阪フリマは二戦、本日は関西国際空港近くのりんくうタウンで開催!
HPには西日本最大級450ブース!!って書いてあったので期待大だ!
10時OPENの会場に入ったのは8時過ぎ。気合入れて売場作ろうと早入りした
のだが他のブースは疎ら。15程度か。プロ禁止って書いてあるが明らかに周囲は
プロ。まぁ自分もそういう意味ではプロですが…。
小一時間経って気が付いた。何かおかしい…
一向にブースが埋まっていく気配が無い??
結局、広大な敷地に20ほどのブースでフリマは始まった。
こんな感じだから客は終始疎ら。しかも周囲の古着ブースの価格は東京相場
より3割ほど安い。しかもここは大阪、グリーンベレーよりも強敵なナニワのオカン
が集結する!
「にいちゃん、これナンボ?」
「500円です…」
「はぁ?高すぎてビックリするわぁ」
なにゆうとんねんこのおばはん。他の店の相場に合わせてるわぃ
「半額にしてぇなぁ」
「…」
こんなんでは儲かりまへんなぁ…
結局9,500円の売上。先週の明治公園の半分。先々週の1/4まで落ち込んだ。
確かに商材のGradeは悪くはなっているがここまで落ちるか??
しかも出店料5,000円(明治公園は3,500円)を考えると気持ちが凹んでくる。
数件隣りで出店してたおっちゃんと仲良くなって情報を収集した。
確かに今日は客も出店者も少ないし、反応もイツモより悪いとのこと。
出店料は関西の相場ダヨ。あと古着メインなら南港行ったら
売れるんちゃぅ?今日明日SUMMER SONICやってるしヒトは集まるで!
とのこと。じつは明日、南港会場を既に予約している!
期待できるか!?
今日の反省をしっかり明日に活かさねば。

8月14日『フリマ第四戦in大阪南港』
 朝8時の南港は昨日のSUMMER SONIC終了後から路上宿泊の若者達で既に
活気付いていた。出店者150程と昨日よりは多そうだ。
但し今日の天気予報は曇りのち雨。開催はされたもののいつまで持つかが心配だ。
始まって間もなく分かった。考えてみたらサマソニの客ってフリマに来るわけないよな…
1日中イベントやってるわけやし。しかし昨日よりヒトは多いし、若者が殆どだ。
出店者を見るとやはり明らかな古着のプロが多く、圧倒的な物量と什器で破格値にて
展開している。昼頃になると雨もポツポツ降ったり止んだりの天気。
結果はというと売上9,700円。出店料6,000円なので原価を考えると儲けは微々。
出店料高い上にこの会場、客から入場料300円もふんだくっていた。
大阪商い恐るべし…
唯一良かったことは真横でやってたサマソニの生LIVEを体感できた事。
ORANGE RANGEのロコモーションのときはミンナお店そっちのけで踊ってました♪
P.S 20代半ばの男性三人組1名のTシャツには白地にショッキングPINKの
激烈書体で「チンゲボーボー」と」書かれており、黒い身体のマッチョな二人は
フリマ会場で購入していたビキニ上下を着て闊歩していた。
この二日、大阪のPOWERを感じた!!
でもお店やるのには勢いの必要な場所かもしれん…

8月15日『海辺でLET’S CAMP!』
 大阪〜世界遺産:姫路城〜赤穂サンビーチ泊

朝のラッシュがイヤなので昨晩のうちに加古川まで移動をしておいた。
今日はユックリ旅。世界遺産の姫路城の後は特に何も決めていない。
旅への常備雑誌BE PALの特別編集号「本当に素晴らしい日本のキャンプ場100選」
に赤穂の海岸沿いにあるキャンプ場を発見!今日はここか!?

姫路城へは今回初めて訪れた。元々歴史にはめっぽう弱いがレトロな建物の構造や彩、姿
が好きで城や古い街並みにはよく訪れる。昔から思っていたのだが、この姫路城と
船艦大和は「強さ」と「美しさ」を持った日本芸術の最高峰ではないだろうか?ここに来て
それを再認識してしまった。「優雅にして最強の要塞」。関が原の戦い翌年築城のこの城に戦の歴史は無かったようなのでその強固さは実証されていないが、この雄姿には惚れてしまう!城に使われた様々な紋様の瓦には代々の城主の家紋が施されており、それを1つ1つ眺めるのも楽しい。その1つにアゲハチョウの家紋があった。オシャレだ!!
因みにお皿を数えた「お菊さん」が投げ込まれた井戸はここにある。思わず覗いてしまった。

 さて、本日の宿泊地は赤穂の小さな市営海水浴場にある。
波打ち際まで20mというロケーションが最高♪外灯近くにテントを張ってから
速攻海に飛び込んだ。う〜ん気持ちいいぃ
海には数人の子供が浅瀬でパチャパチャしているくらいでチョッと沖に出ると
海独占である。小一時間泳いだ後、ポータブルMD(スピーカー付き)でケイソンを
聴きながら食事の準備に取り掛かった。
本日のメニュー:即席天丼柳川風
〈材料〉乾燥海老、イカフライスナック、天カス、ゴボウ、卵、ご飯
なかなか美味!!
最近鍋でご飯炊くのもかなり上手くなった。
就寝は22時、網戸から見える海に映った月光がとてもキレイ♪Zzzz…

8月16日『さびしんぼうin尾道』

今日の目的地は朝、立ち寄ったコンビニの観光MAPで決めた。
「細い路地と坂の街、尾道」
大林監督の代表作「転校生」「さびしんぼう」「時をかける少女」等の撮影地でもある。
その街を実際歩いてみると、20年前に観たあの映画の世界が未だ残されていた。
細く入組んだ坂道。古い街並み。若い小林聡美が転がり落ちたあの階段も登ってみた。
最初ミーハーな気持ちで廻りだしたのだが、どんどん70年代にタイムスリップしていく
感じがした。今回、カラーフィルムで撮影したが、この街並みは白黒で撮ったほうが
しっくりくるかもしれない。この街は再度もっとユックリと感じたい街。

その後この年末後悔の映画「男達のYAMATO」のロケ現場に行ってきた。
実物大の船艦大和のセットと撮影小道具等が見学できた。
ここで大和の歴史を掻い摘んで見たが、悲しい過去がありとても興味深い。
余談ではあるが、甲板上にセーラー服(軍服ね!)を着た女性が案内役として立って
いた。薬師丸ひろ子にそっくり。時をかける少女の撮影地だからか?
と思ったが、よく考えるとあの作品は富田靖子で、ひろ子さんは「セーラー服と
機関銃」だった。おっ、もしかして彼女がセーラー着てたのはこの為か??

尾道はセピア色な街でした。
また来よう。

今晩、呉の市民Poolにて軽くトレーニング。1,800mナリ。