〜いずれは皆の集まる大海に広がる〜
本文へジャンプ 2006年02月11日update 

 


【しずく】六滴目

2005年07月09日降下


七夕企画、結構そういうの好きです!
3ヶ月ほど前、部下全員に《3年後の自分へ!》
という《夢》を書いてもらい、今でもデスクの
周りに貼ってもらってます。夢は見るものではなく
かなえるもの!見るだけは〈アコガレ〉です。
皆さんも是非夢をかなえてください♪

さて今回から3週連続で番外編『神の住む島』を配信します。

まさに今まで経験した事が無い、何度行っても新たな
発見のある場所。

皆さんも機会があれば是非行ってみて下さい。

では6滴目!!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

番外編《神の住む島》


vol.T『御蔵という島』

ジャック・マイヨールというヒトを知っていますか?
1976年11月23日、人類史上初めて素潜りで100メートル
を超える記録をつくった偉大なホモサピエンスです。
しかし彼の本当の魅力はその記録ではなく1988年、
自伝をもとにした映画 「グラン・ブルー」で明らかになっています。

【イルカ人間】

彼はそう呼ばれていました。
水に潜ることを無邪気に楽しみ、イルカを愛し、イルカに愛された氏。
この映画を観て初めて観た後、長年泳いできたプール(水の中)が
全く異世界に感じることができた事を覚えています。
そしてイルカと泳ぎたいという強い憧れが芽生えたのです。

6月、私は御蔵島という島に行ってきました。
今回で2度目のその場所は、東京竹芝桟橋から南へ200km
伊豆諸島の1つで周囲16kmの小さな島です。断崖絶壁で囲まれたこの島には
キレイなビーチは有りません。シンボルになるような建物や有名な遺跡があるワケで
も、
アミューズメント施設があるワケでもありません。
ただそこには野生の180頭以上ものイルカが生息しているのです♪
ただそれだけの最高の場所。

夜の10時半に出航したフェリーの甲板では東京の夜景を海上から眺めるという
絶好のロケーションを堪能しながらビールをクイッと…
ライトアップされたレインボウブリッジを真下から見上げるコトもなかなか良い肴。
横浜の港に浮かぶコンテナ船。
やがて周囲から街明かりが消えると漆黒の闇夜の広がる太平洋へ航海が進み
甲板からはヒトも消え、就寝へZZzzz

翌朝、御蔵島に接岸したのは朝の6時。
前夜まで土砂降りの雨が降っていたそうだ。
桟橋には既にイルカウォッチをお願いした船の船長さん(真木蔵人似)
が迎えに来ており、島の観光案内所へ連れて行ってもらいました。
今回の滞在はバンガローを借りて1泊のみの自炊生活。
そこでCHECK INまでの少しの時間、島の見所やイルカの生態を根掘り葉掘り
質問攻め。島の反対側に東洋一の海食崖(高さ480M)があるということや、
点在する自然のオススメスポット。イルカの行動から分かる気持ちや接し方。
生息する殆どのイルカ個体にはその外見的特徴から名前が付いているということ
(例えば下アゴが上向いているイルカは“しゃくれ”背びれが三角のイルカ“さんか
く”等)。
島のイルカ達の生態映像のVIDEOを見せてもらいながらテンションは急上昇!
ヤバ過ぎる…

to be continued...

御蔵島の旅人