page 2/2 二日目
朝ビンゴ
翌日。朝食を食べにお粥屋に行く。お粥も有名な韓国食で、日本のとは違ってトッピングがいろいろつくスタイルのようだ。
その後、観光地をまわったが、その途中にもいくつかビンゴチャンスに遭遇した。まず、地下鉄駅構内のキオスクに、メジャーな韓国のオヤツを見つける。
昼ビンゴ
さらに道端に、なにやらいろいろ売っている屋台を発見。韓国通が「あ、ポンデギがあるよ」というのでまだあまりマスが空いてない人が注文しようとして、のけぞる。
蚕って食べ物だったんだ。。さすがにこれに挑戦してまで勝ちにいこうという者はおらず、無難な「고구마튀김(コグマティギム)」(さつまいもスティック)を買って食べた。
昼食は、済州という島の郷土料理を出す店に行く。ここでも「깍두기(カクトゥギ)」(大根のキムチ)など基本系の韓国食を次々に制覇することができた。
夜ビンゴ
さて、いよいよ夕食。ラストの食事に選んだのは、もちろん焼肉だ。
「나물(ナムル)」(韓国風和え物)、「돼지갈비(テジカルビ)」(豚カルビ)、「삼겹살(サムギョプサル)」(豚三枚肉)、「백세주(ペクセチュ)」(百歳酒)…。いろんな食べ物、飲み物がハイペースで消費されていく。そしてついに、何人かの参加者がめでたくビンゴを達成した。
完食ビンゴ
結局参加者の半数以上がビンゴを達成し、楽しく「食いだおれ」ることができた。夕食後はみんなで韓国式のサウナに入り、そこでビンゴの表彰式を行った。正直賞品はたいしたものを用意できなかったのだが、もらえた人ももらえなかった人も、美味しいものをたらふく飲み食いしたせいでみんなニコニコしていた。これも、普通のビンゴにはない利点だったと思う。
以上が、「韓食ビンゴ!」の報告となる。ただひとつ、行く先々の店の人に「あの日本人団体客は小さな紙持って何を一喜一憂してるんだろう?」と思われていたに違いなく、言葉の壁のため説明できなかったことだけが心残りだ。次やることがあるとすれば、現地の言葉で「あなたの国の食事でビンゴやってます」ぐらいは言える準備をしていこうと思う。
最後に、今回の旅行をバックアップしてくれた人々にお礼を述べたい。特に、やったことない航空券購入にぼくが独りで四苦八苦してるのをサポートしてくれた、旅行会社の担当鬼海さん、当日アテンドしてくれた韓国通のみっちゃんと佐野ちゃん、どうもありがとう。おかげで楽しめました。