〜いずれは皆の集まる大海に広がる〜
本文へジャンプ 2006年02月11日update 

 


【しずく】二十五滴目

2005年10月28日降下


みなさんコンニチワ。

現在、夜中の12時半。429はまだ営業中です。

さて、ついに429がOPENして2週間が経ちました。

色々あったねぇ・・・

なかなか落ち着いてPCに向かい合う事も出来なかったのですが

議事録も兼ねたしずく通信にようやく向き合う時間ができました。

まだまだ続きます。目標100滴!!

では久しぶりに落とします。

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『しずく25滴目:429的空間、開店しました♪』

お店を持つことによって色んな方からこんな風に言われる。
「自分の城を持てたね…」

開店して2週間が経ち、日々色んなコトで感動しながら
「城」の意味を噛締める。

10月13日(木)15時
OPEN当日。
最初に入ってきてくれたのは近所のおばちゃんだった。
ちょっと拍子抜けしたものの、おばちゃんにも興味を持ってもらえたコト
には正直、予想外の喜びがあった。

この店の近くには高校が3、4校と大学、専門学校等があり
その多くの学生は店の目の前の道を通る。
計画では、この学生をターゲットとして商いを成り立たせるつもりである。

しかし下校時間の4時以降、入口の窓越しに学生達は興味深げに
見てはくれるものの店の前を通り過ぎていく。全く入って来てくれない…
そんなポッと出の店に入ってくれないことなんて予想の範囲内であったが
実際に大量の学生達が目の前を通り過ぎるのを見ると少し凹んでくる。

10月に入って間もなくこの物件を発見し、10日に物件の引渡しがあってから
3日間で店内施工〜売場創り、看板作成等を友人達の助けで強行させた。
事前のOPEN告知など皆無に近い状態である。
店頭呼込みも考えたが、不完全な店に一気にヒトが入ってきて第一印象を悪くする
のは避けたかったし、少数のお客さんの反応で仮説と検証を繰り返したかった
こともあって今回は積極的な吸引活動は、店頭ディスプレーと道に出した
ブラックボードの手書き看板のみにしていた。
「ちょっとは呼込んだほうがイイかな…」
しばらく考えた
自分がお客さんなら…
自分が学校帰りの高校生なら…
ここは幕張。都内のオシャレショッピング地域ではない。
買い物スポットは隣りの小さな怪しい雑貨屋だけ。
得体の知れない店が出来た。
店内には客は居ない。
この状況下で、自分なら今日は入らない。
数日様子を見るだろう。
前向きに考えてみる。
「焦らずにこの地域性を観察しよう…」

OPEN後3時間、パラパラとヒトが入って来てくれるものの
古着のお店と分かると直ぐに出て行ってしまう。
「なんだ、古着屋か…」
やはり世間の古着に対する視線は冷たい。
これも予想はしていたがそのコトバを生で聞いてしまうと
辛いものがある。

19時前。来店8名。売上0円。
本日、レジは動くのだろうか??

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